百鬼夜行・妖怪コレクション 〜陰の巻〜
【陰ノ七】
【陰ノ八】
【陰ノ九】
【陰ノ十】
【陰ノ十壱】
【陰ノ十弐】

*シークレット&セットについて

▲閻魔大王
(シークレット)

今回のシークレットは、陰の巻、陰の巻共通、閻魔大王です!
シークレットだけあって、他の物よりも少し大きめで迫力があります!
すべて、閻魔大王カードとのセットにしてあります。

商品名 種類 値段 コード  
シークレット・閻魔大王 天然色 \3,990(税込) ES204
シークレット・閻魔大王 \1,890(税込) ES205



今回は現代の携帯ストラップやキーホルダーに通ずる「根付け」をテーマにした「妖怪コレクション」の第3弾。
今回も竹谷隆之氏総指揮のもと制作。さらに前回同様、多田克己氏による詳しい解説書付きです。
陽の巻には陰の巻の妖怪のカードが、陰の巻には陽の巻の妖怪のカードが1枚入っています。


陽の巻〜はこちらから

百鬼夜行・妖怪コレクション 〜陰の巻1〜
【陰ノ壱】
鉄鼠
(てっそ)
【陰ノ弐】
青坊主
(あおぼうず)
【陰ノ参】
天狗
(てんぐ)
【陰ノ四】
雨降り小僧
(あめふりこぞう)
平安時代末期、大津の三井寺(円城寺)の高僧であった頼豪阿闍梨が怨霊となり、その怨霊が八万四千匹もの大鼠に変化したという。

生前、白河院から望みは思いのままという約束で、頼豪は皇子誕生の祈祷を百日間もつづけてみごとはたしたが、約束は当時敵対していた比叡山延暦寺にじゃまされて、激怒した頼豪はさらに寺の持仏堂にこもって百日間も呪いつづけて死んだ。

その怨念が石の体と鉄の歯をもつ鼠の集団となり、比叡山を襲ったという。

八万四千匹の鼠って見たことありますか?はるめーんと張れるのではないでしょうか?
一つ目の妖怪で、寺の坊主姿をしている。(青ひげではありません)

妖怪画家の鳥山石燕に「青坊主」と名付けられるが、本来は「目一つ坊」と呼ばれる。

今から千年ほど昔、京都の東にある比叡山の延暦寺という大寺に、慈忍和尚というえらいお坊さんがいたが、弟子がなまけ者だったので、死んでからは一つ目の妖怪となり、修行をなまけている弟子がいると、鐘を「カンカン」と叩き、そのぶきみな一つ目でにらみつけたといわれる。

お亡くなりになった後まで弟子の教育。これはあらゆる受験生のお守りになるでしょう。
深山に棲み、空を自由に飛ぶことができるという妖怪。「魔王」とも呼ばれる鼻高天狗は人の姿をしている。

「小天狗」と呼ばれる魔王に手下たちは、するどい口ばしがある鷹とも鷲とも見える容貌に、背には翼があり、山伏(修験者)の服を着て高下駄をはいた、半人半鳥の鳥天狗である。

幻術(人に幻想を見せる)使いで、山に入ってきた人間をさまざまな怪異現象でおどす。鳥天狗たちは好戦的で、いつも刀や槍などの武器を手に持つ。

いろんな物語に登場する天狗は一説には海をこえてやってきた一族なんていう説もありますね。
柄のない雨傘を頭にかぶり、手に提灯を持って、雨の夜に歩く子供の妖怪。

雨降り小僧は雨師(雨の神)に召し使われる侍童だという。侍童とは貴人(身の上の高い人)に仕える子どものことで、雨師は身の上の高い者だから、天から恵みの雨を降らせるらしい。

俗信に「雨降り天神」と言って、天神様の祭日は必ず雨が降るというが、雨降り小僧は天神様の神紋である梅の花柄の和服を着ている。

座敷童子とかと遊ぶんでしょうかねぇ。いたずらっこって感じがよくでてます。
天然色 天然色 天然色 天然色
\399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込)
ES179 ES180 ES181 ES182 ES183 ES184 ES185 ES186

百鬼夜行・妖怪コレクション 〜陰の巻2〜
【陰ノ伍】
餓鬼
(がき)
【陰ノ六】
般若
(はんにゃ)
【陰ノ七】
ぬっぺっぽう
【陰ノ八】
おとろし
生前の悪業の報いとして餓鬼道に落ちた亡者。

ノドが細く食道が針のアナのようなため飲食できず、つねに飢え渇いて苦しみ、体がやせ細って、下腹部だけが異様にふくれている。

人の大小便しか飲食できない食糞餓鬼や、熱い灰や土しか食べられない食熱灰土餓鬼など、生前の悪業のちがいによって十種類ほどの餓鬼がある。

ふだんは閻魔大王が治める地獄と、人間界の間の餓鬼界に住むが、ときおり人間界に現れて病気をもたらすことがある。

ペストとかがこの餓鬼がもってkるなんていう話もありました。
般若とは梵語でプラジナ(大いなる悟りの知恵)という意。

謡曲『葵の上』で、嫉妬から葵の上を苦しめる六条御息女の生霊を追い払うため、僧たちが「般若経」を読経したところ、生霊が「あら恐ろしの般若声や」と言い残して去ったことから、能でかぶる嫉妬の鬼女面を"般若"と呼ぶようになったという。

また別の説では、南部(奈良)の般若坊という僧が、鬼女面を作ったことから、そのように呼ばれるようになったともいわれる。

女は誰しも般若の顔を持つ。古今東西いわれ続けています。
顔に目、鼻、口のないぬっぺら坊(のっぺら坊)の親せきであるが、"ぬっぺっぽう"は顔と体の区別がなく、体の肉ヒダが顔のように見える、肉の塊に短い手足がついたようなブヨブヨの妖怪。

一説に墓場や廃寺に現れるというが、これは民俗学者藤沢衛彦の『妖怪画談全集・日本編』にある、「古寺の軒に一塊の死肉のごとくに出現するぬっぺろぼう」という解説に由来し、それは鳥山石燕の妖怪画から想像したいわれなき説明である。

これってきっとエステにいそう。もしくは、アメリカの肥満を治す病院。きゃーーーーいっちゃん怖い。
"おとろし"もしくは"おどろおどろ"と呼ばれる妖怪。

おとろしとは「恐ろし」の訛であり、おどろおどろとは気味が悪い、恐ろしい様の意である。また、棘とは髪などの乱れた様をいうが、この妖怪は棘髪のような長い体毛に全身おおわれている。

妖怪画家鳥山石燕は鳥居にしがみつくようすを描き、民俗学者藤沢衛彦は「鳥居の上にいて不信心な者が通ると上から落ちてくる」、と書いているが、その由来はわからない。

実物は犬みたいで愛嬌があります。
天然色 天然色 天然色 天然色
\399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込)
ES187 ES188 ES189 ES190 ES191 ES192 ES193 ES194

百鬼夜行・妖怪コレクション 〜陰の巻3〜
【陰ノ九】
犬神
(いぬがみ)
【陰ノ十】 
土蜘蛛
(つちぐも)
【陰ノ十壱】 

(ぬえ)
【陰ノ十弐】
叢原火
(そうげんび)

四国、または中国や九州地方の一部で信じられている憑き物。

ふつう姿は見えないが、手のひらの上にのるほどの小さい姿だともいう。

呪術者が飢えた犬の首を刀ではね、その首または怨霊を祀り、使役することができるようになったもの。犬神は主人のために、他人から富を盗み取ってきたり、またはその家の者に憑いて病気にしたり、殺害したりするともいう。

犬神は不従順な性格なために、祀ることをおこたると主人にも害をなすそうだ。

金田一の犬神家の一族ってここに由来してるのでしょうか?けっこう男前です。

人よりも大きな蜘蛛の妖怪で、山蜘蛛ともいう。

中世の軍記物語『平家物語』では武者の源頼光の病床に現れるが、頼光に斬りつけられ、葛城山に追いつめられて退治される。

奈良県葛城山の一言主神社には土蜘蛛塚という塚があるが、これは神武天皇が葛の網で土蜘蛛を捕らえ、その遺体を埋めた所だという。

古代日本では土蜘蛛とは朝廷に従わない先住民を蔑視した呼び名であったが、中世には人の怨霊が化けた妖怪として登場する。

夜蜘蛛朝蜘蛛ってどっちが験がわるいんでしたっけ?
鵺、奴延鳥ともいう。頭が猿、手足が虎、尻尾が蛇、胴体が狸で、声が虎鶫(トラツグミ)という怪物。

『平家物語』や『源平盛衰記』によれば、夜中になると黒雲に隠れて京都御所に襲来したという。

魔よけの鳴弦や僧の読経にも退散しなかったので、弓の名人である源頼政に退治の命令が下された。頼政が魔よけの鏑矢を射て命中させると、鵺は悲鳴をあげて落下し、そこを従者の猪早太がとどめを刺した。その死体はうつぼ船で川に流されたという。

ギリシャ神話のキメイラみたいですね。
宗源火ともいう鬼火。炎につつまれた男の生首のようにも見える。

京都御所の南の朱雀通りのそばの壬生寺のあたりに出没したので、俗に「朱雀の宗源火」とも呼ばれる。

壬生寺は奈良時代からある古寺。その地蔵堂にかつて宗玄という悪僧がおり、寺の賽銭や灯明の油を盗み取っていた罪行で、死ぬと地獄へ落ちた。

その後、宗玄の亡魂が地獄の業火(罪ある亡者を苦しめるという地獄の火)につつまれて、地上をさまよったという。

 
天然色 天然色 天然色 天然色
\399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込) \399(税込)
ES195 ES196 ES197 ES198 ES199 ES200 ES201 ES202


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